World Youth Meeting 事業内容

私ども「ワールドユースミーティング実行委員会」は、1999年より毎年、アジアを中心とした国々と連携して、高校生、大学生の国際交流イベント「ワールドユースミーティング」を開催しております。今年度で20回を迎えることとなります。このイベントは多国間で協働プレゼンテーションを作り上げ、日本で対面し、発表する国際的なアクティブラーニングであり、高校・大学連携で取り組んでおります。事前の交流では情報通信技術を活用し、データの交換や、テレビ会議を通し国際的な共同作業を行います。国際連携チームが作品を準備し、日本到着後大会期間2日間1,000名の前で、効果的な英語プレゼンテーションに取り組みます。国際間でのICT活用は、対面の場面での交流を大きく支え、新しい教育の形として、教育指導要領の「主体的で、対話的な深い学び」を支えるものです。 

4次革命を迎え、教育における情報活用能力、英語コミュニケーション能力は日本のみならず、とりわけ英語を母国語としないアジア地域において、ともに平和で豊かなグローバル社会の構築において重要な役割を果たすものです。教育場面での国際的なICT活用は、ラーニングピラミッド、アークスモデルなど、インストラクショナルデザインに基づいた学習理論を適応し、日本の指導要領に沿った形で実践を今日まで続けてまいりました。

国際社会、国内各地域(京都、福井、埼玉、東京、名古屋、奈良)との連携はクロスカリキュラムの実践として、参加者の学びを支えるものであり、多くの人と「言語活動」、コミュニケーションを通して自らの成長を確認できる行事でもあります。

このようなことを強く意識しながら、大学生、高校生の連携のもと、教育現場でのインターネット利用のあり方を追求してまいりました。

文部科学省「教育の情報化」政策「指導要領の改正」の指針に支えられ、「何ができるようになるのか」を国際学習場面で体験できる、国際的なチームの中で学習成果を出していくイベントでもあります。

この実行委員会にはSuper Global High Schoolの学校も含まれ、英語教育に長年携わってきた大学教員、ICT教育と国際交流プロジェクトを指導してきた大学教員、高校で英語を指導している教員を中心に運営されており、教室の学びに直結した活動となっています。

参加校の一つであるミンダナオ国際大学など、安倍首相が昨年訪問され、文部科学省プロジェクト“EDU-Port”の実践校であり、今年度は認定プロジェクトである、カンボジアの実践校「シェムリアップ教員養成学校」の学生が参加し、日常的な国際福祉についても論議を深めていきます。国の国際戦略に呼応した形で先駆的に交流を推進しております。

国内外の高校、大学とのネットワーク上での連携に力を入れ、教育者の立場からの英語、ネットワーク活用に関するこれまでの知見を参加者、教員、生徒・学生と共に継続して確認し今年度を迎えようとしております。

今年度も国内の多様な学校と、アセアンの途上国を中心とした海外校の参加を幅広く募り、一層、活発な交流を展開する所存です


【昨年度の後援実績】

文部科学省     平成2968 付承認 29受文科総第528号)

愛知県       平成29623日付承認(29国際第175号)

美浜町       平成29620日付承認(美企発第383号)

東海市       平成29622日付承認(秘第13号)

愛知県教育委員会  平成29614日付承認(教高第501号)

三重県教育委員会  平成29615日付承認(教委第012ー 165号)

岐阜県教育委員会  平成29626日付承認(学支第145号の81

東海市教育委員会  平成29615日付承認(社第126号)

公益財団法人名古屋国際センター   平成29620日付承認(29NIC発第31号)

一般社団法人日本教育情報化振興会  平成29620日付承認(教情振発第29073号)