1.初めに

 去年ワールドユースミーティングを見学しに行ったときはただ見ているだけでした。しかし今回は自分が実際に参加するため、とにかくいいものにしようと思っていました。それと海外の人や、国内の違う地方の人とも交流できるチャンスだったのでとても楽しみでした。特に海外の人とは、普通に生活していたら絶対交流なんかできないので積極的に話していこうと思っていました。

 実際の会のほうも使用言語はすべて英語ということで難しいけど、とてもやりがいのあるものだと思いました。

2.参加してみて

 今回、ぼくは総合司会兼発表チームのお手伝い係をやりました。総合司会のほうは先生が原稿を作ってくれたため、それを読む練習をするだけでした。読む練習だけといってもなかなかうまく読めず大変でした。いつも間違えるとこは同じで、何回も何回も練習したのを覚えています。なるべく暗記しようと思ってやっていてもなかなか頭にはいりませんでした。

 本番は、少し間違えたけど自分なりに満足しました。今回一回経験しているため、今度こういう会があっても緊張せずできるとおもいます。

 発表のほうはけっこう大変でした。毎日毎日残って作業をしたり、色々なことを話し合ったり。最初はアンケートから始めました。かなり多くの数の集計や集計結果の英訳などとても時間と労力を必要とし大変でした。そしてアンケート結果を参考にして原稿やPPをしあげていきました。原稿のほうは、みんな何度も何度も書き直して発表前日までかかっていました。伝えたいことがたくさんあるため発表時間内におさめる事がとてもむずかしかったです。だから泣く泣くけずったり、配布する資料にのっけたりしました。もうすこし持ち時間があれば、もっと内容の濃いものが発表できたと思いました。

 アメリカの生徒と合同練習をして発音などのチェックをしたりしました。練習しながら交流もできてとてもいい感じで進みました。

 WYM自体はいちおう成功だと思います。しかし最初の海外のゲストの方のスピーチの時、日本語訳がスクリーンに出ていた人のは聞いていても理解できたけど、英語で一気に話されて日本語訳がないと、何を言っているのかさっぱりわからずただ見ているだけしかできませんでした。他の人たちもけっこう退屈そうにしていたと、司会席からみていて思いました。英語には必ず同時通訳をあてるか、事前に日本語訳を作っておくといいと思いました。

 今回WYMで西陵全体としてはとてもいい仕事ができたと思っています。これも最初に1通のメールをくれたパトリックとクリス、それにサポートしてくださった酒井先生やノートン先生のおかげだと思っています。とても感謝しています。この会で終わりではなくこれからもこのつながりを大切にしていきたいと思っています。

プレゼンテーションスライド1(表紙)

プレゼンテーション風景

 この会が終わったあと、大学の方から取材を受けました。緊張したけど取材なんてされる事はあまりないのでとてもいい経験になりました。

取材風景

3,自分と外国語

 中学校のころから英語を勉強してきたけど、実際WYMや国際交流などで使うとは思ってもいませんでした。前から英語は好きな教科だったけど、今回の事でもっともっと英語を学んでみたいと思いました。特に交流のほうでは、家にアメリカのパトリックがステイしに来て、もっともっといろんなことを話したかったためそう思いました。少しなら喋ることができても、ちょっとむずかしいことになると話せないし聞き取れなかったので、ちゃんと理解して冗談とかもわかるようになりたいです。これから大学へいって、在学中には留学したいと思っているので、これからも英語を勉強していきたいと思います。そしてほかにも中国語なども勉強していきたいです。そうすればいろんな人と交流ができ、日本人だけでなく海外の人と接することで人間的に大きくなれるとおもいます。

西陵商業高等学校 商業科国際コミュニケーションコース3年 品田健太